血圧

高血圧

生活習慣病の原因

次に紹介する病気は、様々な病気の元となっている「万病の元」とも言える病気です。
一般には「風邪」が万病の元であると言われますが、現代において真の万病の元と言えるのは「高血圧」でしょう。
高血圧症は主に男性多い症状であり、これが進行すると様々な生活習慣病の原因となります。
それでは、そもそも血圧が高いというのはどのような状態のことを言うのでしょうか。

血圧というのは、すなわち血の水圧だと考えて頂ければ良いでしょう。
ようするに「血流の勢い」を指しているるわけです。
血圧が高いということは血流の勢いが強いということです。
一見すると悪いことではないように思われるかも知れませんが、これには問題があります。

血流が強いということは、血管がカーブしている部分などに負担が掛かることになります。
血管はその刺激を受けてその部分を補修し、太く強くしようとします。
その結果その部分の血管だけが細くなってしまう症状が発生するわけです。

水を通しているホースを摘んだ状態を想像していただければ、血圧が高いというのがどのような状態なのかを想像することができるでしょう。
過剰に勢いが強くなってしまうと様々な問題を引き起こすことになるわけです。

高血圧の原因

それでは、高血圧症はどのような原因によって発症するのでしょうか。
最も大きな原因であるのが「塩分の過剰摂取」です。
これについては、人体がどのようにして血圧を調節しているのか、その仕組を知ると理解することができます。

人体は「カリウム」と「ナトリウム」という2つの成分によって血圧のバランスをとっています。
カリウムには血圧を下方修正する効果があり、逆にナトリウムには上方修正する効果があります。
血圧は下がりすぎても良くないため、当然ナトリウムについても適切な量が必要とされるわけです。
しかし、多くの場合カリウムに対してナトリウムの方が過剰になってしまうことで、高血圧が発症してしまうことになります。

このナトリウムというのが食塩のことである「塩化ナトリウム」というわけです。
日本人は特に日常生活における塩分摂取量が多いと言われており、問題となっています。
WHOによると高血圧を防ぎ、健康な生活を維持するためには一日9グラム以下の食塩摂取を心がけるのが良いとしていますが、日本では醤油や味噌を多く利用することからこの基準を大きく超えてしまっている人が多いのです。

もう一つ高血圧の原因となるのが「運動不足」です。
血管は筋肉の働きによって収縮して血液を運んでいます。
この力が弱まっていると人体に判断されてしまうと、問題なく血液を運ぶことができるようにするために血圧が強くなってしまいます。
減塩と適度な運動を心がけるようにしましょう。