能

脳出血

すぐさま命にかかわる

次に紹介する病気は、前ページで紹介した「高血圧」とも関係している病気です。
高血圧が悪化すると血流の勢いに耐え切れなかった血管が破裂してしまうことがあります。
それが「脳」に発生した場合、直ちに命に関わるような状態となってしまうことでしょう。
今回紹介する病気はそんな症状である「脳出血」です。

よく「脳溢血」と呼ばれることもありますが、この2つは同じ病気のことを指しています。
脳出血については出血部位が脳内であるのか、脳周囲であるのかによって分類が行われます。
さらに発生部位などによって脳出血の細かい分類が行われているため、ここではそれぞれの脳出血の違いについて紹介します。

1つ目は「脳内出血」です。
前述の分類の内、脳内において出血が起こった症状のことを指しています。
これについては様々な原因がからみ合っており、そのうちの一つであるのが高血圧となっています。
これ以外に影響をあたえることになる生活習慣として、喫煙があります。

喫煙を行うと、ニコチンとタールの作用によって血管が収縮します。
一時的な酸欠状態に陥るのだと考えて頂ければ構いません。
この「フッ」と意識が飛ぶような感覚が喫煙が気持ちが良いものだと認識させるものでもあります。
頻繁にタバコを吸っていると慢性的に血管が細い状態となってしまって出血が起こりやすくなるわけです。

これ以外にも、寒冷曝露も関係しており、寒さによって発症してしまうケースもあります。
さらに、過労であったりストレスであったり、労働条件などが関係していることもあるため十分注意しなければなりません。
ちなみに特に注意しなければならないのが「冬場のトイレ」です。

トイレは室内に比べて寒くなっていることが多く、かつ座って力を入れることになります。
そのために一時的に血圧が急上昇して脳内出血を起こしてしまう可能性があります。
ちなみに軍神として知られている上杉謙信は泥酔の上で冬場のトイレで気張った際に脳内出血を起こして亡くなったと言われています。
この当時から、恐ろしい病気であったといえるでしょう。

その他の脳出血

その他の脳出血として「くも膜下出血」というものがあります。
くも膜下出血は脳を覆っている髄膜の内の一つであるくも膜の下において出血が生じることをいいまず。
脳卒中の内の8%程を占めている症状であり、全突然死の内の7%弱がこのくも膜下出血であるといわれています。
男性よりも女性に発症しやすい病気であり、リスクはおおよそ二倍にも上ります。

主に喫煙や高血圧、アルコールの多飲などがリスクとなります。
これ以外に「隔世遺伝」を起こす病気であるとしても知られているため、特に祖父母の代において発症した人がいる場合には注意しなければなりません。