関節

リウマチ

関節や筋肉の痛み

有名な病気として最後に紹介するのは「リウマチ」についてです。
表記についてはいくつかの種類があり「リューマチ」や「リュウマチ」と書かれることもあります。
いずれも英語であるRheumatismから取られているものであり、意味としては変わりません。
リウマチという病気は、実はかなり幅が広い病気です。

というのもこれは、関節や筋肉、骨などに発生する痛みやこわばりについての総称であるためです。
特定の病気一つを指してリウマチと言っているわけではなく、その中の症状の一つがリウマチと呼ばれることになります。
リウマチ性疾患を持つ病気について研究する「リウマチ学会」も存在しているほどで、総合的な症状の一つだと考えて頂ければ良いでしょう。

それでは、リウマチ性疾患を代表する疾患としてどのようなものがあるのかについて紹介します。
リウマチには「古典的五大疾病」というものがあるため、この5つについて中心的に紹介します。

まず1つ目であるのが「関節リウマチ」です。
これは免疫機能が手足の関節に対して働いてしまうことによって関節痛を引き起こし、関節の変形を引き起こすというものです。
重症化すると血管や心臓などに対しても障害を及ぼす病気であり、甘く見ることができない病気としても知られています。

関節リウマチについては原因の一つに喫煙があるということが考えられています。
さらに、糖が含まれている炭酸飲料を多飲している人は55歳を超えた際に高いリスクを発生させるという研究結果もあり、遺伝的要員や感染などによって免疫系の働きが暴走することが影響していると考えられます。
関節リウマチについては男性よりも女性の方が発症リスクが高く、比率は3倍から4倍近くに上ります。
初期症状は手に現れる事が多く、起きてからしばらくの間手を握ることが難しい、というような症状が見られる事が多くあります。

その他の疾病

2つ目の代表的疾病として「全身性エリテマトーデス」という病気があります。
英語の病名の頭文字を取ってSLEと呼ばれることもあります。
この病気は全身の臓器に対して原因不明の炎症が起こるというものです。
これも自己免疫性の疾患とされています。

この病気の特徴として「エリテマ」呼ばれる紅斑が発生することが挙げられます。
若い人にも多く発症しますが、男性よりも女性の方がリスクが高い病気となっています。

リスク比率は男性1に対して女性10と極めて高いために、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの働きによって発生しているものと考えられています。
さらに、人種によるリスクの違いもあり、有色人種に比べて白人に発症しやすい病気です。
その他の3つの古典的五大疾病は「皮膚筋炎」「全身性強皮症」「シェーグレン症候群」となっています。

能

脳出血

すぐさま命にかかわる

次に紹介する病気は、前ページで紹介した「高血圧」とも関係している病気です。
高血圧が悪化すると血流の勢いに耐え切れなかった血管が破裂してしまうことがあります。
それが「脳」に発生した場合、直ちに命に関わるような状態となってしまうことでしょう。
今回紹介する病気はそんな症状である「脳出血」です。

よく「脳溢血」と呼ばれることもありますが、この2つは同じ病気のことを指しています。
脳出血については出血部位が脳内であるのか、脳周囲であるのかによって分類が行われます。
さらに発生部位などによって脳出血の細かい分類が行われているため、ここではそれぞれの脳出血の違いについて紹介します。

1つ目は「脳内出血」です。
前述の分類の内、脳内において出血が起こった症状のことを指しています。
これについては様々な原因がからみ合っており、そのうちの一つであるのが高血圧となっています。
これ以外に影響をあたえることになる生活習慣として、喫煙があります。

喫煙を行うと、ニコチンとタールの作用によって血管が収縮します。
一時的な酸欠状態に陥るのだと考えて頂ければ構いません。
この「フッ」と意識が飛ぶような感覚が喫煙が気持ちが良いものだと認識させるものでもあります。
頻繁にタバコを吸っていると慢性的に血管が細い状態となってしまって出血が起こりやすくなるわけです。

これ以外にも、寒冷曝露も関係しており、寒さによって発症してしまうケースもあります。
さらに、過労であったりストレスであったり、労働条件などが関係していることもあるため十分注意しなければなりません。
ちなみに特に注意しなければならないのが「冬場のトイレ」です。

トイレは室内に比べて寒くなっていることが多く、かつ座って力を入れることになります。
そのために一時的に血圧が急上昇して脳内出血を起こしてしまう可能性があります。
ちなみに軍神として知られている上杉謙信は泥酔の上で冬場のトイレで気張った際に脳内出血を起こして亡くなったと言われています。
この当時から、恐ろしい病気であったといえるでしょう。

その他の脳出血

その他の脳出血として「くも膜下出血」というものがあります。
くも膜下出血は脳を覆っている髄膜の内の一つであるくも膜の下において出血が生じることをいいまず。
脳卒中の内の8%程を占めている症状であり、全突然死の内の7%弱がこのくも膜下出血であるといわれています。
男性よりも女性に発症しやすい病気であり、リスクはおおよそ二倍にも上ります。

主に喫煙や高血圧、アルコールの多飲などがリスクとなります。
これ以外に「隔世遺伝」を起こす病気であるとしても知られているため、特に祖父母の代において発症した人がいる場合には注意しなければなりません。

血圧

高血圧

生活習慣病の原因

次に紹介する病気は、様々な病気の元となっている「万病の元」とも言える病気です。
一般には「風邪」が万病の元であると言われますが、現代において真の万病の元と言えるのは「高血圧」でしょう。
高血圧症は主に男性多い症状であり、これが進行すると様々な生活習慣病の原因となります。
それでは、そもそも血圧が高いというのはどのような状態のことを言うのでしょうか。

血圧というのは、すなわち血の水圧だと考えて頂ければ良いでしょう。
ようするに「血流の勢い」を指しているるわけです。
血圧が高いということは血流の勢いが強いということです。
一見すると悪いことではないように思われるかも知れませんが、これには問題があります。

血流が強いということは、血管がカーブしている部分などに負担が掛かることになります。
血管はその刺激を受けてその部分を補修し、太く強くしようとします。
その結果その部分の血管だけが細くなってしまう症状が発生するわけです。

水を通しているホースを摘んだ状態を想像していただければ、血圧が高いというのがどのような状態なのかを想像することができるでしょう。
過剰に勢いが強くなってしまうと様々な問題を引き起こすことになるわけです。

高血圧の原因

それでは、高血圧症はどのような原因によって発症するのでしょうか。
最も大きな原因であるのが「塩分の過剰摂取」です。
これについては、人体がどのようにして血圧を調節しているのか、その仕組を知ると理解することができます。

人体は「カリウム」と「ナトリウム」という2つの成分によって血圧のバランスをとっています。
カリウムには血圧を下方修正する効果があり、逆にナトリウムには上方修正する効果があります。
血圧は下がりすぎても良くないため、当然ナトリウムについても適切な量が必要とされるわけです。
しかし、多くの場合カリウムに対してナトリウムの方が過剰になってしまうことで、高血圧が発症してしまうことになります。

このナトリウムというのが食塩のことである「塩化ナトリウム」というわけです。
日本人は特に日常生活における塩分摂取量が多いと言われており、問題となっています。
WHOによると高血圧を防ぎ、健康な生活を維持するためには一日9グラム以下の食塩摂取を心がけるのが良いとしていますが、日本では醤油や味噌を多く利用することからこの基準を大きく超えてしまっている人が多いのです。

もう一つ高血圧の原因となるのが「運動不足」です。
血管は筋肉の働きによって収縮して血液を運んでいます。
この力が弱まっていると人体に判断されてしまうと、問題なく血液を運ぶことができるようにするために血圧が強くなってしまいます。
減塩と適度な運動を心がけるようにしましょう。

がん細胞

がん

死亡率一位の病気

有名な病気といえば、まずこの病気を紹介しないことには始まらないでしょう。
1つ目に紹介するのは「がん」です。
がんは長らく不治の病として知られており、かかったら最後、死んでしまう病気としてよく語られました。
現在においては様々な治療法が確立していることもあり、罹患がイコール死ではなくなっているものの、進行してしまうと治療する術が無くなってしまうという点においては変わっていません。

それでは、そもそも「がん」というのはどのような病気なのでしょうか。
発生する症状については、どこにがんが発生したのかによって変わります。
それが発生箇所は様々で、肺に発生するもの、皮膚に発生するもの、喉に発生するものなどがあります。
人体におけるほとんどの箇所においてがんの発生確率が存在していると考えても過言ではありません。

では何故、病状も違い部位も違っている病気が一つの「がん」として知られることになっているのでしょうか。
それは、がんの発生原因が同じであるということが挙げられます。
がんは感染症やウィルスによる病気というわけではありません。
「人体の機能不全」によって発生する、内部から生まれる病気なのです。

人体は言うまでもなく、無数の細胞が結びついてできている存在です。
細胞は生まれた時から分裂を繰り返し、次々に新しい細胞として生まれかわっています。
一説には1週間前と現在の自分とでは、まったく違ったものになっている、と言われる程です。
さて、では何故何度も細胞分裂をしながら、体は形を保っていることができるのでしょうか。

それは、細胞内に「DNA」という設計図が存在しているためです。
細胞はこの設計図に従って分裂を行っているため、形がおかしくなってしまうことがありません。
しかし、もし細胞内にある設計図に狂いが生じたらどうなるでしょうか。
当然細胞は自分の持つべき姿を失い、どんどんと増殖を続けていくことになります。

この現象こそが「がん」です。
がんの恐ろしいポイントは、増殖しているのが自分の細胞であるという点にあります。
外敵である細菌などが増殖しているのであれば免疫機能が働くために人体の作用によって除去することができますが、自分の細胞に対して免疫機能は働きません。
そのため、気付かない内に増殖を繰り返し、取り返しがつかない状態になってしまうことがあるわけです。

がんの治療

がんの治療において、最も重要なのは「早期発見」をすることです。
まだそれほど増殖していない段階であれば、外科的治療や放射線治療によっていかようにも治療を行うことができます。

しかし、進行してしまうと血流に乗ってがん細胞が広がり、転移を繰り返して別の場所にもがんが発生してしまいます。
こうなると、治療をし尽くすことができなくなってしまうわけです。