SNSを地域医療に利用する
SNSのサービスを利用している人はたくさんいます。
これを上手く活用することによって、多くの人と簡単に交流を図ることができるため、とても便利なサービスです。
さまざまな業界ではSNSを用いて画期的な方法により成果を上げている例が多いです。
一方、医療や介護業界においてはSNSを上手く実用できていない現状があります。
そんな中で、2013年にソフトバンクテレコムと日本エンブレース、JRCエンジニアリングがメディカルケアステーションというSNSサービスの提供を開始しました。
これは医療や介護専用のサービスであり、医療機関や介護施設、その他関係者向けのものとなっています。
メディカルケアステーションの位置づけとしては医療や介護クラウドの中核を担うものです。
医療や介護関係者がコミュニケーションを図るための基盤となるものとして注目されています。
このSNSサービスによって、組織やスキル、ICT環境の差異を意識することなく、多くの医療関係者がつながることができるようになります。
特に地域医療を推進するために効果的であると考えられています。
これからは、患者や利用者も含めて展開していくようです。
SNSによって地域医療を発展させる
2014年2月12日には上記のメディカルケアステーションに関するサミットが開催されました。
このサミットに関するニュース記事はこちらです。
>>http://www.innervision.co.jp/report/usual/20140401
このメディカルケアステーションにより、たとえば患者が主治医や看護師、薬剤師などと情報を共有できるようになりました。
これによって、地域医療がどんどん活性化していくことを期待されています。
だれにでも使いやすいシステムとなっていて、さまざまな機関が連携していくでしょう。
横の連携をこのシステムにより高めていくことができます。
在宅医療がこれから発展していくことが予想されていますが、その際にはSNSはとても重要な存在となるでしょう。
SNSであれば、気軽に主治医と情報交換することができて、在宅のままでも必要な情報を得られるからです。
さまざまな可能性を秘めているのがSNSなのです。